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国際運転免許の取り方

海外旅行を楽しむ際には、バスや地下鉄などの移動手段をとることもあれば、車で移動なさる方もいらっしゃると思います。しかし、国によっては「国際運転免許」が必要となるため、事前に確認しておかなければなりません。ここでは、国際運転免許の取り方についてご紹介いたします。

難しい手続きはありません

結論からいえば、国際運転免許を取るためには、卒業検定のような試験や免許取得時に受験した筆記試験を受ける必要はなく、日本国内で有効とされている運転免許証をお持ちの方であれば、申請するだけで誰でも発行してもらうことができます。申請先としては、最寄りの都道府県運転免許課や運転免許センターなどです。一定手数料を支払い、必要書類を提出することにより、早ければ20分程で発行することができます。

必要なもの

国際運転免許取得時に必要なものとしては以下の通りです。
・運転免許証
・本人の写真(縦5cm×横4cm、正面、上三分身、無背景、枠無し、無帽)
・パスポート等の渡航を証明できる書類
・古い国外運転免許証(再申請する場合のみ)
・印鑑(認印でも可)
・国外運転免許証交付申請書(申請場所で用意されています)

なお、本人写真は申請前6か月以内に撮影したものとされていますので、予めご注意ください。

取得時の注意点として

名称としては「国際運転免許証(または国外運転免許証)」となっていますが、全ての国で運転できるようになるわけではありません。この免許証は日本が加盟しているジュネーブ条約に基づいて発行されるものであるため、同条約の加盟国(スリランカニュージーランドオーストラリア、韓国、アメリカ、ロシアなど)のみを対象としています。そのため、中国、ベトナム、インドネシア等のジュネーブ条約に加盟していない国は対象外となります。なお、有効期間は発効日から起算して1年間となっております。1年以上海外に滞在する場合は、日本の運転免許証をその国の免許に切り替えるか、試験を受験し、その国の運転免許を取得する必要があります。詳細については、最寄りの都道府県運転免許課等へお問い合わせください。

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